2007年06月08日
スローン・コンセプト 組織で闘う 「会社というシステム」を築いたリーダーシップ
アルフレッド・P・スローンJr。
あの快進撃のトヨタの生産台数が、
今年の見込みでやっと抜くことができるであろうGM(ゼネラルモーターズ)。
トヨタが追いかけ続けた巨人、GMの基礎を作った人物がスローン。
基礎というよりも、現在ある会社・組織としてのシステムを築いた。
今我々が経営や組織や広告活動などのほぼすべてにおいてのコンセプトを
作り出したりしてきた。まさに経営イノベーションの先駆者。

スローン以前の会社は経営とは呼べなく、
スローン以降を組織またはシステムと呼んでも過言ではない。
スローンの経営システムひとことで表すなら、一元化された権限(企業全体としての方向性の整合)と効果的な分権(各部門の自律度・自由度の確保)の両立にある。
すなわち一人の天才経営者が全てを把握するのではなく、それぞれの部門が、主体的に自らが対峙するマーケットで勝つ為の道筋を描く事。各部門が全体として一貫性を保つように、バランスをとること。
スローンはこれを、徹底した議論のうえに進むべき方向性を自らが打ち出し、適材適所に配した有能な部下に実行をゆだねる事で達成していった。
これ、スローンのコンセプト、私が目指す会社像である。
スローンに率いられたGMは、“ビジョナリー・カンパニー”そのものである。
あのGEのジャック・ウェルチもスローンのコンセプトに多大な影響を受けている。
ぐいぐい引き込まれ、あっという間に読破。
久しぶりに良書に出会えました。
実は、スローンの伝記「GMとともに」が読めずに積まれているのだが(もうかれこれ2年近く)、
この機会に読んでみようと思う。
かなり分厚い本なんだよなぁ、これが・・・・・・。
投稿者 中村 憲広 : 13:32
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